ホーム
筑波大学人文社会系
Institute of Humanities and Social Sciences, University of Tsukuba

メインナビゲーション

  • ホーム
  • 人文社会系について
  • 所属教員
  • 研究活動
  • 外部資金プロジェクト
  • IMD

「日本語学習辞書科研・第 7 回全体研究集会」のお知らせ

By 匿名ユーザー (未認証ユーザー) | 2014/07/10(木) - 11:00

下記の要領で「日本語学習辞書科研・第 7 回全体研究集会」を開催致します。

日時
2014 年 8 月 3 日(日)13:30〜17:00(13:00 開場)
場所
筑波大学総合研究棟 A 110(地図)
主催
科学研究費補助金基盤研究(A)「汎用的日本語学習辞書開発データベース構築とその基盤形成のための研究」プロジェクト(代表:砂川有里子)
協賛
筑波大学プレ戦略イニシアティブ「日本語日本文化発信力強化研究拠点形成」
プログラム(抜粋)
13:00- 開場
13:30-14:15
高原 真理(筑波大学)
「『日本語基本形容詞類義語リスト』作成の試み」
14:25-15:10
石塚 直子(筑波大学大学院)
「語釈を書く:辞典編集現場の指導と各語の調査結果から」
特別講演
15:30-17:00
矢澤 真人(筑波大学)
「名詞による文型制約と作文支援型学習国語辞典開発の試み」

国語教育における作文指導において、自分の書いた文章の「推敲」は推奨されるが、実際にどのように直せばよいかわからない児童は少なくない。「私のお父さん→私の父」のような単語の選択に関わる問題は、類語辞典を活用すれば解決できることが多いが、類語辞典の操作に慣れていない小学生には、それも困難である。特に、「?僕の夢は医者になりたい」「?この金属の性質は熱で元に戻ることだ」のような文型に関わる問題は、使用文型がまだ限られている児童にとっては、解決が困難で、そのまま文章に残されてしまう可能性も高い。

このような課題に対して、小学生が使用する学習国語辞典に、文型情報など、作文を支援する情報を掲載することで解決を図ろうとしている(科学研究費基盤研究(B)「作文を支援する語彙・文法的事項に関する研究」)。

今回の講演では、日本語研究の観点からも注目される「名詞による文型制約」について簡単に紹介した後、学習国語辞典を開発することの意義や、単語に掲載すべき作文支援情報とはどのようなものか、対象となる単語にはどのようなものがあるか、等について話題を提供する。この過程で、日本語教育との連携についても考えていきたい。


18:00-20:00 懇親会

参加を希望する方は参加申込みフォームをご利用下さい(7 月 27 日(日)まで)。詳細につきましては添付資料もご参照下さい。

jisho-jpn-20140803.pdf (402.93 KB)

新着情報

新着情報

  • 吉甜特任研究員が第30回国立国語研究所所長賞を受賞 2025/06/13 - 13:23
  • 西アジア文明研究センター第12回定例研究会 2025/06/09 - 12:36
  • 渡部宏樹助教の著書『ファンたちの市民社会』刊行 2025/06/09 - 12:30
  • 西アジア文明研究センター第11回定例研究会 2025/05/19 - 16:56
  • Zhengfei Yu准教授がEconometrica誌に論文を出版 2025/05/16 - 14:39
  • 日本考古学協会公開講演会 2025/05/12 - 18:29
  • 田中祐輔教授の共編著書『翻訳新論』(文学通信)が刊行 2025/05/08 - 16:21
  • 鈴木彩加准教授が朝日新聞の論壇委員に就任 2025/04/25 - 16:17
  • 第2回人文社会系公開講演会 2025/04/23 - 09:39
  • 「ファン研究グループ」の講演会など 2025/04/21 - 10:03

リンク

  • 筑波大学
  • 筑波大学研究戦略イニシアティブ推進機構
  • 筑波大学リサーチユニット
  • 筑波大学研究者情報システム
  • 筑波大学出版会

© 2012 Institute of Humanities and Social Sciences, University of Tsukuba.

〒305-8571 つくば市天王台1-1-1
筑波大学人文社会系
029-853-4436