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人文社会系について

筑波大学では、平成23(2011)年度より教育研究体制の改組が行われ、従来大学院教育組織であると同時に教員所属組織として人事を行う組織でもあった研究科から、教員組織を切り離し、「系」を設けました。平成23(2011)年度は改組の移行期間として、従来の研究科長が系長を兼務するといった過渡的な形で運営されましたが、平成24(2012)年度からは、新たな教育研究体制に全面的に移行し、研究科長と別に系長が任命され、大学本部からの予算配分も学群・研究科・系それぞれ別に配分されるなど、教育組織である学群・研究科と独立した系の運営が本格的に開始されました。

旧体制における人文社会科学研究科は、この改組に伴い、教員組織としては「人文社会系」となりました。「人文社会系」は、学士課程の人文・文化学群と社会・国際学群、それに大学院の人文社会科学研究科という教育組織とは独立した組織であると同時に、構成員の教員が行う人文学・社会科学分野の研究と教育に等しく責任を持つ教員組織として生まれたのです。

人文社会系は、人文・社会科学の多領域にわたる基盤的な知と領域横断的な思考をもって、現代世界の諸問題にチャレンジする教育研究を推進する教員組織です。

人文社会系の教員が関係する教育組織