岩崎拓也助教、吉甜特任研究員(国際日本研究学位プログラム)の分担執筆図書、『理想の辞書を求めて 学習者にほんとうに役立つ辞書とは』(明治書院、2025年6月)が刊行されました。
【内容】
日本語教育・辞書編纂・言語研究の第一線で活躍する研究者が集い、「こんな辞書があったらいい」を多角的に探究した論文集。読解や作文の実態、表記やインターフェースの工夫、生成AIやデジタル時代の可能性に至るまで、学習者の「困った」から、検索・入力・選択の課題を分析し、「理想の辞書」像を描き出す。紙からデジタル、そしてAIへと移り変わる時代において、辞書は単なる語の意味を引くツールではなく、言語学習や文化理解を支えるインフラとして進化が求められている。本書はその方向性を示唆し、「辞書学」の確立に向け一石を投じる。
https://www.meijishoin.co.jp/book/b661075.html