急速なグローバル化により、人類は、一国・一地域で解決することができない「地球規模課題」を抱えるようになりました。その解決には、様々な分野の専門家の協力が必要とされています。筑波大学では、多岐にわたる学術分野の最先端の研究成果を共有し、より良い未来を実現するための方策を議論する場として、9月30日から10月4日にかけて、筑波研究学園都市においてTsukuba Global Science Week (TGSW)を開催しました。
その中、人文社会系の末森咲助教が「日本の大学におけるアカデミックライティングセンターの可能性と課題」というセッションをオーガナズしました。
本セッションは、CEGLOC Academic Writing Support Deskが主催し、早稲田大学、名古屋大学、筑波大学におけるライティングセンターの活動を紹介すると共に、学生のライティング力向上に向けて、何が必要か検討を行いました。それぞれのライティングセンターが抱える課題も共有することで、今後の発展について、意見交換を行いました。また、Scott Slovic先生による基調講演を実施し、より良い書き手を育成するために何が必要か、参加者と共に考える機会となりました。