人文社会系谷口陽子教授の共著書『なんで人は青を作ったの?青色の歴史を探る旅』(谷口 陽子・髙橋 香里(著)、クレメンス・メッツラー(画)、新泉社2025.1)が刊行されます。本書は「13歳からの考古学」シリーズの第5弾となります。
紹介文
運動が苦手で人見知りの蒼太郎と運動神経がよくてお調子者の律。対称的なふたりの中学1年生男子が、化学者の森井老人の指導のもと、人類がどうやって「青色」を手にしたのかを証明する壮大な実験に挑戦する。顔料に使えるような青色の石(鉱物)は自然にはほとんど存在しないため、古代から人類は様々な工夫をして「青」を作ってきた。銅やお酢、ウシの血など、簡単に手に入る材料から高価な青を作りだした、人類のあくなき探究の旅にあなたも同行しませんか?